今年最後はルリビタキ

2023年最後の鳥見はルリビタキがいる里山です。

今季何度か通って、ルリビタキが動き出す時間、必ず姿を現すエリア、好きな枝が分かったので焦りはありません笑

クルマで朝食をとり8時少し前に現地に向かいます。

ガビチョウやシジュウカラ、ヒヨドリなどははすでに活動を始めているようです。



途中キツツキ系の鳥のドラミングの音がしました。

アオゲラです。

動画も撮ったのですが、取り始めた時点で突くのを止め、開いた穴をほじくっている状態で、目立つ音がしないのでここには載せません笑

これは朝ではありませんが、アカゲラも以降少しマシな写真が撮れました。



現地に着いて暫くすると、

30メートル程離れた枝にルリビタキのオスが来ました。

この枝もよく停まりますが、遊歩道に張り出している枝なので主に様子見で使っているようです。

ルリビタキがいるエリアはこんな感じです。

赤い所が遊歩道で、オレンジが先程の枝、普段は主に黄色の藪内にいます。

藪のさらに左は数メートル小高い丘?山?です。

こ藪には、他にもジョウビタキのメスや、アオジ、ガビチョウ、シロハラ、シジュウカラ、メジロなども休んだり餌を獲ったりしています。

ここの右側が私がいる湿地、幅数十センチの小川、里山です。

里山側にヒサカキ、ムラサキシキブ、ゴンズイなどの実が生っている植物があります。

この時期自宅の神棚などへのお供えや玉串として、サカキ変わりにヒサカキを少量持ち帰る人がいるようです。

待っていると近くに来てくれました。

湿地ではありますが、冬の間は小川の水量が少ないのでそれ程ぬかるんではいません。

ですが水分が多い地質なので気温は低いです笑

藪の手前、遊歩道沿いにあるムラサキシキブの木で最初の「ヒッヒッ」囀り、その後「ガッガッ」と地鳴きをしてくれました。

実は違う日に20秒ぐらいの囀りの動画も撮ったのですが、マイクの接続がいまいちだったようで音が撮れていませんでした。

木の実も枝には大分少なくなってきたようです。

地面に下りて枯葉をひっくり返して小さな虫やミミズ、種子など探しはじめました。

ルリビタキのメスは、オスがいるエリアにはあまり来ません。

私がいる場所より後ろ側がメスが縄張りとしているようです。

出来ればもう少し近くで撮りたいのですが、ルリビタキのメスにはモテないようです笑



ルリビタキのオスがいるエリアには、ジョウビタキのメスもいます。

同じ時間に居合わすと牽制したり、威嚇し合ったりしています。

ルリ子さんと違って、ジョビ子さんは私に好意があるようで、近い時は10メートル以内に来てくれます。

モテる男はつらいです笑

遠くで聞こえるガッガッはルリビタキのオスです。

この動画でもそちらを気にしている(画面右方面にルリビタキがいます。)のが分かります。

ジョウビタキがヒサカキの実を食べていました。

この写真を見ても成っているのが少ないのが分かると思います。



都市部でお馴染みの鳥もこんな場所で見ると新鮮です。

ヒヨドリです。

ムラサキシキブが好きなようで10粒以上バクバク食べてました笑

ルリビタキなどは2粒も食べたら飛んでしまいます。

ヒヨドリは身体も大きいから食べる量も多いのですね。



ここには他にも

滅多にいい所に出て来てくれませんが、カケスや、

ヤマガラやシジュウカラ、メジロなど、

猛禽類のノスリも森に入ってきます。

オオタカやハイタカを上空で見掛けることはありますが、入ってくるのはノスリぐらいです。

ノスリは主に昆虫や爬虫類、小哺乳類を餌にしているので来るのでしょう。




ここは駐車場から山の対角まで1キロもない里山に冬鳥だけで20種ぐらいの鳥を見ることが出来ます。

今季のここはホントに楽しいです。

せっかくルリビタキのここでの生活が分かってきたので、年明けも通いたいと思います。






zio's 探鳥とモノ作り

レザークラフト中心に、ハンドメイドが好きで、鳥メインで他に花、昆虫の写真を撮るのが好きです

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