カワセミですが、前回メスがいるのを確認できましたが、昨日交尾をしているのを確認しました。
カワセミ以外にも鳥達には春が訪れています。
カルガモも交尾をしていました。
カルガモは、交尾をしているのは毎年見ますが、ここで繁殖しているのは見たことがありません。
ですがけっこう育った雛は連れてきます。
そう遠くない所で繁殖していると思われます。
ちょっと分かり難いですが、カラス(多分ハシボソガラス)も巣作りを始めています。
青いのは針金ハンガーです。
木の枝だけより丈夫なので、外側の補強に使っているようです。
マガモはオス同士でのいさかいがあちこちで起こっています笑
メスを争っているのでしょうか?
マガモは漂鳥なので、ここよりもう少し北に移動して繁殖します。
コサギも昨日はこの2羽がいたのですが、顔を合わせるとバチバチしていました。
だったら近寄らなければいいのにと思うのですが・・・笑
実は普通に見られるサギ類はちょっと複雑なところもあって、
写真のコサギと
アオサギは分かり易い種でしょう。
アオサギは一目でわかるでしょうが、コサギは小さいのと足先が黄色いのが特徴です。
私の住む地域では実は夏にいるダイサギと冬にいるダイサギが違う種です。
主に夏場に見掛けるダイサギはこちらで、厳密にいうとチュウダイサギと言います。
アオサギと同じくらいの大きさです。
寒くなると国内の南に移動して越冬する個体と、寒さに強い個体は一年中移動しない個体もいます。
実はこちらがダイサギで、私の住む地域では冬にしかいません。
中国で繁殖し、日本で越冬します。
オオダイサギという呼称もある通り、上のチュウダイサギ、アオサギより大きいです。
2羽が並んでいる写真を撮りたかったのですが、オオダイサギが近づくとチュウダイサギが逃げてしまっていたので、大きさの比較ができませんね。
見分け方としては、脚が殆ど黒いのがチュウダイサギ、同に近い半分以上がベージュ、薄い黄色だとオオダイサギです。
そしてさらに
こちらはチュウサギ。
こちらは夏鳥で、日本で繁殖し南アジア各国で越冬します。
アオサギより小さく、コサギより大きいです。
見分け方としては、繁殖期は嘴が黒くなることと、目の下の切れ込みがチュウ、オオダイサギは目の後ろまであるのですが、チュウサギはご覧の通り目の途中までです。
いやいやずいぶん脱線しましたがカワセミです笑
左がメス、右がオス、赤丸が巣穴です。
まだここ以外でも何ヶ所か突いたりしていますが、ここが一番深く掘っているようです。
尾羽が少し見えるぐらいなので10数センチは掘り進めているようです。
穴の周りを見ると、イチから掘ったわけではなく石が落ちて空いたとか根があったとか、少し開いていた所を利用しているような気がします。
交尾もしていたのでペアになっているのはもう間違いないですね。
矢印の所がメスの総排出腔(排泄物(糞や尿)も卵や精子も、同じ穴から体外に排出される)で、ここにオスの総排出腔をこすりつけて精子を渡します。
この後にきちんと擦り合わせていました。
交尾もしていますし、
同じ木で狩りもしています。
久しぶりに飛び込みが撮れました。
オスです。
オスはジックリ時間を掛けて狩りをしますが、メスの方は飛び込む仕草もせずに飛び込んで楽々餌を獲ります。
私が見た限りではメスの方がスマートで上手いという印象です。
魚を枝に叩きつけて弱らせて飲み込みます。
あれ?そう言えばまだ求愛給餌(求愛行動の中で、雄が雌に餌を与えること)を見ていません。
見えない所でしているのだと思いますが、見たいですね。
でもこのメス結構狩りが上手いので待ってるよりも自分で獲ったほうが早いと思ってるかもしれません笑
もう2年ここでの繁殖を見ていないので、今年は見せてほしいです。
お願いします笑
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