前回、雨でカイツブリの巣が心配だと書いたのですが、
残念ながら流されていました。
1日をならすとそれ程雨量は多くなかったのですが、2時間程雨量が増え、風が強かったので水位が上がったようです。
一見無事に見えますが、巣は崩壊しています。
この写真でカイツブリがいる所が元々巣があった場所です。
水位が上がり流され、巣の材料が別の枝に引っ掛かっている状態です。
ですが、同じ場所にもう一度巣を作るようです。
また巣材を積み重ねていました。
同時に別の場所でも巣作りをしています。
カイツブリが同時に何ヶ所か巣作りするのは普通で、この池にも2カ所作っていたのですが、卵があった巣はあんな状態で、もう一つもほぼ積んでいた巣材が無い状態でした。
ここは3カ所目です。
これが池の航空写真で、オレンジ矢印が雨水の流れで、右下から川に流れる仕組みです。
黄矢印には土管があって、島というか半島内に貯まらないようになっています。
白丸が今回ダメになった巣があった場所です。
ここは余程降らないとそれ程貯まらないのではないかと思っていたのですが・・・
この写真の青で囲った所が著しく水位が上がった場所、赤で囲った部分がそれ程上がらなかった場所です。
これは白丸の巣の上の青く囲った部分で、階段2段分約20センチ水位が上昇したようです。
そして緑丸が新たに巣作りを始めた場所なのですが、青く囲ったエリアは水があがった跡があるのですが、赤い部分にはありません。
なのでここが結構いいかもしれません。
カイツブリ夫妻にこの情報を伝えたいですが・・・・・
ハシボソガラスは順調です。
距離は多分50メートル以上あって、デジタルズームを目一杯使っているので画質はよくありませんが、動画を撮ってみました。
カワセミ夫妻も2カ所ほど巣穴掘りをしているようです。
1カ所はカイツブリのダメになった巣の近くで、
もう1カ所はこちらで、私が観察したところ、こちらの巣穴が一番進んでいそうです。
入ると長い時は1分以上出てきませんでした。
拡大してみました。
赤い方が巣穴ですが、黄色の方も突いた跡がありますね。
ハシボソガラスは雛が巣立つのを待つばかりです。
まず雛が全滅なんてことはおこらないでしょう。
カイツブリとカワセミにもうまくいってほしいです。
おまけ
コガモが交尾をしていました。
交尾と言ってもコガモは繁殖地がロシア中部から北部なので、疑似のような気がします。
カモ類は越冬地で相手を見つけて連れ立って繁殖地に戻ると言われています。
ですが、繁殖期でない真冬の日本で渡りをするカモ類が交尾の様な仕草をしているのを何度か見たことがあります。
練習?相性を確かめている?笑
以前、マガモとヒドリガモを目撃して、コガモは初めて見ました。
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