表題の通りカワセミの巣穴が完成したようです。
場所は前回の記事で書いた一番進んでいそうと書いた巣穴です。
カワセミの前にカイツブリのその後も。
鳥友さんと地元の知人の話では、あの後週末までに巣を修復して産卵もしたそうなんですが、ハシボソガラスに卵を食べられてしまったそうです。
ハシボソガラスも子育てをしていますし、これは仕方ないですね。
ハシボソガラスの雛達はすっかり身体も黒く大きくなって来て順調に育っています。
今月末頃には巣立つのではないでしょうか。
去年はここで巣立ち後の餌やりを観察しました。
私は自然のやることに口も手も出さない主義なので、たとえ目の前で雛や巣が捕食者に襲われていても見ているだけです。
人がそれをしようとするなら全力で手段を選ばず止めますが。
15日に見に行った時には頭から入り頭から出て来ていました。
最深部の広い部分(卵を4~5個を抱卵する場所)が出来るとそこでUターンして頭から巣穴の外に出てきます。
昨日行ってみると、
朝一にメスが巣の側の土管の上に。
既に巣作りをしているようです。
メスが巣穴に入るとほどなくしてオスもやって来ました。
この日はオスもメスも入ると5分程出て来なくて、出て来ても嘴周りは汚れていませんでした。
前日でほぼ掘り終えて、あとは内部の土を外に出すことがメインなのでは?と想像しました。
内部の様子が見れないので私の想像ですが、最深部の土を胸で押しながら入り口に向かうのではないかと思っています。
Uターン出来ない状態だと犬が糞などした時の様に脚で後ろに蹴るような感じでかき出しながら、お尻からでてくるのだと思いますが、頭から出てくるならそれは出来ませから。
朝の内はこの土管から巣に入ったり、出てきた時に一度ここに停まったりしていましたが、気温が高くなってくるとここは・・・・・
こんな状態になります笑
アカミミガメの上でドヤっているのは60センチ級のスッポンです。
その後ろの頭だけ見えているのもアカミミガメで、その後ろもアカミミガメ、一番うしろは眼がギョロっとしているのでイシガメではないかと思います。
こちらは違う日ですが、手前がイシガメ、奥の大きい方がクサガメです。
最奥でUターン出来るようになるとこんな感じで出てきます。
その後、土を落としながら外に飛び出します。
10時頃までは雌雄どちらも入っていましたが、それ以降はメスが入ることはあってもオスは入らなくなりました。
ですが、6時から12時までで、3回の求愛給餌、3回の交尾をしました。
これも私の想像なのですが、産卵の準備に入ったのではないかと思います。
2度ほどメスが数分、巣穴掘りの時よりは短い時間入ったので、既に一つ目を産卵したかもしれません。
ここで2回、別の場所で1回の求愛給餌をしました。
どちらの場所も50メートル近く離れています。
求愛給餌した場所と同じ場所で交尾も。
こちらも上の求愛給餌の場所です。
動画と同じ場所ですが、私が近くに移動して撮影しました。
黄色が私が観察している場所です。
赤が巣穴(40メートル)で、1(50メートル)、2(50メートル)、3(100メートル)が交尾や求愛給餌をしている場所です。
この3か所はメスが気に入っている場所のようです。
繁殖期はメスからオスに寄っていくことはあまりありません。
基本的にメスのいる所にオスが行って求愛給餌や交尾をします。
2021年に巣穴掘りから子育てまで観察した時のことを振り返ると、好んで求愛給餌や交尾をした場所に巣立った雛を連れて行って給餌をします。
ですので今回も雛が巣立ったらこの3か所のどこかに連れて行くのではないかと思っています。
個人的には1でお願いしたいです笑
この場所なら白から比較的近い(概ね30メートル)のです。
取り敢えずホッとしました。3年振りにカワセミの雛達が見れそうです。
出来ればカイツブリも上手くいってほしいし、日本を繁殖地としているササゴイも去年ここでの繁殖を断念しているので(恐らく抱卵までしていた。)、こちらも上手くいってほしいです。
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