鳥達の繁殖期3

また雨水調整池に行ってきました。

池を鳥囲むようにある遊歩道はサクラ並木にもなっていて、満開でした。

ソメイヨシノの寿命は50~80年らしくで戦後に植えられたものがそろそろ植え替えの時期みたいです。



前回、カワセミが本格的に繁殖に入ったと書いたのですが、先日恐らく数日間、別のオスが侵入してきていて、繁殖どころではなくなったみたいです。

朝池に行ってもオスしかいませんでした。

ですが、ハシボソガラスやカイツブリを観察して、昼近くになってメスが現れました。

求愛給餌もしたのでペアが解消したわけではなさそうです。

先週は絶賛侵入者を追い払い中で、昨日行ったらオスしかいないので、縄張りを奪われたか侵入者と連れ立ってメスが駆け落ちしたか?と心配していました笑

先月もそんな心配したような気もしますが。

一応顔付近の白模様などを比べて比較した結果、オスもメスも変わっていないだろうと思っています。

巣穴は前回の2カ所は見向きもせずまた新しい所を掘っています笑

気長に見守りたいと思います。



ついにハシボソガラスの雛を見ることが出来ました。

朝はまだメスが巣に乗っていて見えなかったのですが、

オスが餌を運んできたタイミングで4羽の雛が確認できました。

気温が上がってきてからは夫妻で餌運びを始めました。

雛達はまだ小さく、餌をもらうために首を伸ばしている時しか姿を見ることが出ないので、2羽で餌やりをしてくれると雛を撮影するチャンスが増えます。

巣立ちまで1カ月ほど係るらしいです。

去年、巣立った雛に餌をあげているのを見たのですが場所的に去年も同じ場所で繁殖していたようですね。



ハシボソガラスと同様に、順調に繁殖活動しているカイツブリは、

10時5分に無事第1子を産卵しました。

先週までは、何時間か夫妻でここで巣作りをした後別の場所に行ってしまい戻って来なかったのですが(カイツブリは複数の巣を同時に作る)、この日はオスは離れましたがメスは巣から離れませんでした。

私はカイツブリのお尻をよく見ていて(決していやらしい目では見てません笑)、何かお尻が大きく感じるなと思っていました。

朝知人に会った時に、「産卵が見れるといいんですが。」と話していたら現実になりました。

産卵の瞬間を見たかったのですが、前述のこの日姿を見ていなかったカワセミのメスが戻ってきて、そちらに気を取られている間に産卵していたようです。

ですから動画も途中からです。

今回で産卵の時のメスの動きが分かったので次回は産卵の瞬間を見たいですね(4個ぐらい産むはず)。

産卵後は夫妻で巣の拡張を急ピッチで行っていました。

卵を隠さなければいけませんしね。

動画ではバックでカワセミが囀っていて、1分過ぎぐらいに画面を左から右に高速で横切ります。

去年は増水で巣が流されたり、抱卵中の卵がアオダイショウに飲まれたりで、ここでの繁殖は上手くいきませんでした。

これが池の航空写真で、オレンジが今年の巣です。

赤が街の雨水が流れ込んでくる場所で青が川に放出する場所です。

去年巣は水の流れの場所にあったり、陸地から渡って行ける場所だったので流されたりヘビに襲われましたが、今年の場所はよほどの集中豪雨でもない限り急激な水位の変化はないように思います。

巣の場所も、何かの理由で倒れかけている木の枝が浸かっているのを利用しているので、陸から直接はいけません。

ヘビは泳げるし、枝伝いに行けなくなないので安心という訳ではありませんが。



今日は1日雨の予報なので少し心配です。

明日は必ず様子を見に行きます!笑

うまくいってほしいものです。



zio's 探鳥とモノ作り

レザークラフト中心に、ハンドメイドが好きで、鳥メインで他に花、昆虫の写真を撮るのが好きです

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