GW最終日にハシボソガラスの雛達が巣立ちました。
今季モズに続いて2種目の巣立ち雛です。
前回のブログで4羽いたのに3羽しか見当たらないと書きましたが、ちゃんと4羽巣立っていました。
私は6時頃から観察していますが、近所の鳥好きの方が、前日は巣にいたとおっしゃっていたので、5日の午後から6日の早朝に巣立ったんだと思います。
鳥雛の巣立ちは日の出直後が多いと聞きますが、以前サンコウチョウの雛が夕まずめに巣立つのを目撃しているので、前日の夕方の可能性もあります。
3羽は巣がある木の下の方に下りてきていました。
1羽はまだ枝から枝へ飛び移ったり下に飛び降りるのも怖いのか、まだ巣の側にいます。
私が見た感じ一番活発で大きな体躯をしている個体です。
既に生意気なツラしてますが、メチャメチャ可愛いです笑
ですが、胸のあたりのフワッフワッの羽根を見るとまだまだケツの青い小僧だということが分かります笑
3羽は地面から3メートル程の所にいますが、枝や葉が多いので何かしら被ってしまいます。
下で何か咥えているのが親です。
1時間以上観察していて、餌をあげる順番が分かっていたので、順番の子にカメラを向けていても被り無しで撮るのは難しかったです。
離れている1羽には1羽の親が専門で餌をあげているようです。餌を運ぶ回数も多いので、少し成長が遅いのかもしれません。
3羽には1羽の親が順番に餌を持って来ます。親が持ってきた餌の量によっては一度に2羽にあげることもあります。
唯一被り無しで撮れたのがこちらです。
親に向かって首を伸ばしアピールしています。
はぁ可愛い・・・
口の中が赤いのが分かりますが、これが雛の目印です。
大人になるにつれ黒くなります。
それにしても3羽の雛達は1カ所にいる訳ではないのに、よく間違わないなぁと感心します。
私は付きっきりで見ているので次がどの子か分かりますが。
あと10日ほどは親から餌をもらうと思うので、もう一度撮りに行きたいと思います。
オナガの巣作りも順調です。
木の枝で作るベースの部分が完成したのか、この日はコケや葉など柔らかい材料を内部に敷き詰めていました。
こちらは明らかに人工物ですね。
化繊のように見えます。
私はオナガの巣の観察は初めてなので、楽しみです。
そしてそして、カワセミ界にも新たな展開が。
まだ1日(数時間)しか観察していないので断言は出来ませんが、以前のオスが縄張りを追われ、この池の主が変わったようです。
ハシボソガラスの雛を観察中にカワセミの2羽分の囀りが聞こえてきました。
囀りの方に行ってみると、2羽のカワセミが求愛給餌をしていました。
この写真は50メートルは離れています。
近付いている途中にオスがまた餌を持って来ました。
ここでは散々撮っているので、どこまで近づくのを許されるかは分かっていますので、そこに陣取って撮影です。
10分もしないうちにまた持って来ました笑
手前がオス、奥がメスで、メスはまだ先程もらった魚を食べ終えていません。
なんだこのプレゼント攻勢は。
まるで飲み屋のねーちゃんにプレゼント攻勢するオッサンみたいですね笑
気持ちは痛いほど分かりますが笑
結局オスが自分で食べていました。
オスの方は以前のオスに特徴がある(嘴の下側が少し短かかった)ので、違うオスであることは確信があります。
メスの方は前のメスより、体に対する嘴の比率が短い気がしますが、何とも言えません。
繁殖を始めたメスが弱っていたのは確かだと思いますが、回復したかもしれませんから。
ですが、今からでも充分繁殖できますから、頑張ってほしいと思います。
私が帰ったあと知人から、4羽ぐらいのカワセミがいたと連絡が来たので、まだ主は決まってないかもしれませんね。
ここには鳥を襲うような猛禽類がきませんし、雑食肉食の哺乳類はイタチぐらいしかいませんし、ヘビも数は多くありません。
それでいて魚は豊富なので、カワセミたちにとっては良質の場所なのでしょう。
ハシボソガラスが落ち着いたら他の場所に通うつもりだったのですが、オナガ、ササゴイ、そしてカワセミとやはりここから離れられません笑
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