ハシボソガラスの雛達は、
こんなに大きくなりました。
近い距離なら親鳥と遜色ない飛行を見せます。
真ん中で先頭を行くのが親鳥で、後ろ3羽が雛たちです。
身体を比べるとまだまだ小さいです。
右が雛です。
この日は朝に一度づつ雛達に餌をあげた以降はあげなくなりました。
こんな状態でもスルーです笑
雛は口の中が真っ赤です。
大人になるにつれ黒くなっていきます。
私ならこんな風に囲まれたら喜んで餌をあげてしまいます笑
種によってはある程度雛が成長したら自分の縄張りから雛を追い出すこともありますが、カラスの場合は群れで生活しているので追い出されないでしょうが、そろそろ自分で餌を獲りなさいってことなのでしょう。
カワセミですが、新たにここの池を縄張りにしているオスはいますが、メスは姿を見ません。一度2羽の囀りを聞いたので、近くにいるのか、たまに顔を見せるのかはしているようです。
が、繁殖の兆しはありません。
そしてオナガは巣は完成して、雌雄とも巣へは来ませんでした。
もしかしたら産卵中かもしれません。
鳥はだいたい1日に1個で数日に分けて複数個産卵し、抱卵は全部の卵を産卵し終わってからです。
孵化の時期をなるべく合わせるためだと思います。
そうするとメスは産卵時にしか巣に来ませんし、オナガの場合オスは抱卵しないし、猛禽類やハシボソガラスのようにメスに餌を運ぶこともしないので、雛が孵化して餌を運ぶまで巣に用がありません。
来週になればどんな状態かはっきりすると思います。
5/3のブログにゴイサギが巣作りしているような行動していると書いたのですが、
やはり作っていました。
というか既に抱卵中でした。巣にいるのはメスのようです。
すぐ左に若い個体がいますが、このメスの連れ合いではありません。
何故かこの巣の側にずっといるので、去年このメスが産んだ子かもしれません。
1年未満だとまだ親の様な色にはならないようで、繁殖も主に2年目からのようです。
この薄緑色が卵です。
ゴイサギは雌雄が交代で抱卵するので、その時に卵が見えました。
撮影場所から巣までは70メートル離れているので、肉眼ではとても見えません。
繁殖しているペアは他にもいて、このペアはディスプレー(繁殖時の求愛行動)をしています。
左がオスなのですが、頭の後ろに2本の飾り羽が見えますが、オスもメスも繁殖期になるとこれが目立つようになります。
同じペアが巣作りも見せてくれました。
枝を運んできた、薄いピンクの脚の個体がオスです。
オスは繁殖期は脚がこの色になります。
枝をもらった個体は脚が薄黄色です。
何と更にこの後、
交尾も見せてくれました。
ゴイサギの交尾は初めて見ました。
もう3年ぐらい私はブログで、「毎年春になるとゴイサギが来るが、繁殖している様子はない。」と書いていたのですが、それは私が未熟でその兆候を見つけられなかっただけでした。
でも、言い訳させてください笑
ゴイサギは基本夜行性で、活発な繁殖行動も夜間に行っているのではないかと思います。
2つの巣位置関係はこんな感じです。
下の丸が既に抱卵中の巣、上の丸が製作中の巣です。
そして、矢印の所に1羽いますが、この個体も抱卵中です。
拡大するとこんな感じで、2つの矢印が巣の位置です。
手前の個体は交尾をしていたメスで巣作り中、後ろの個体は抱卵中です。
他にもう一つ巣作り中の様な巣の様なところがあります。
そこは風が吹いたり、ゴイサギが枝を動かしたりしなければ見えないので巣であると断言は出来ないのですが。
ですからここには少なくとも4つがいの成鳥がいて、若鳥が私がこの日数えただけで6羽いたので、20羽弱のゴイサギがいるのではないかと思います。
サギ類は繁殖期には森などに繁殖用のコロニーを作って集団で繁殖します。
場所によっては、ダイサギからコサギ、アオサギ、アマサギなど数種のサギ類が同じ場所で巣を作っています。
ここはゴイサギの繁殖コロニーになっているようです。
何で今まで気付かなかったんだろう・・・未熟であったとしかいいようがありませんね笑
この羽根色の若いゴイサギが枝を持っていたり、咥えて飛んでいるのを見たことはありますが、
ゴイサギの親鳥が枝などの巣材を運んでいるのを見たことが無いので油断していました。
もしかすると、夕方から夜間に成鳥が運んでいるのを見て真似していたのかもしれません。
珍しく成鳥が飛んでくれました。
オオキンケイギクがバックで綺麗です。
脚が薄ピンクなのでオスです。
あぁそれにしても、もう6~7年通っているのに気付かなかったとは・・・・・
ゴイサギの巣までは遊歩道から70メートルあるので気兼ねなく観察出来そうです。
まぁ雛への餌やりとかは夜間がメインでしょうから昼間にどれだけのことを見れるか分かりませんが。
出来れば無事に巣立ってくれて観察したいです。
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