サシバがいる付近に去年はハチクマもいました。
今年も1羽は見掛けていたのですが、もう少しいるようです。
ハチクマも去年までは私にとっては、年に一度秋のタカの渡りの時期だけ見ることが出来る鳥でした。
サシバは奄美群島や八重山諸島で越冬するものもいますが、ハチクマは東南アジアで越冬します。
名前の通り主食はハチの蛹や幼虫で、ハチにブンブンたかられても平気で巣を壊し食べ続ける動画を観たことがあります。
今年ここで最初にこの個体を見掛けました。
今月のはじめです。
同じ個体でメスのようです。
尾羽を広げていないので分かり難いですが、の黒縞が細いのがメスです。
先日初めて見たのがこちらのオス。
尾羽の縞が太く、眼が真っ黒に見えるのがオスです。
こちらは赤丸がハチクマ、隣はノスリという猛禽類です。
ノスリは漂鳥で、この辺で繁殖し冬は国内の西日本以南に移動して越冬します。
ですが関東あたりだと、寒さに強い個体は移動せず留鳥になっている者もいます。
ハチクマはサシバと違い、カラスと同じくらいか少し大きいので、カラスも3羽体制で挑みます笑
赤丸がハチクマです。
こちらのハチクマが微妙で、尾羽の縞の幅からメスだと分かるのですが、羽根の人でいう肩の辺りの色が濃いように見えます。
サシバやハチクマは、羽根の色目が標準型、暗色型、淡色型とあって、最初の2羽は標準型なのですが、この個体が暗色型の3羽目なのか、逆光での撮影なので、黒っぽく見えているだけで前からいる標準型のメスなのかこの1枚だけでは判断が尽きません。
暗色型は数が少なく、タカの渡りで1日に千羽以上見る時でも数羽しか見られないので、暗色型だったら嬉しいのですが。
ともあれサシバもハチクマも複数いて、去年は6月スタートでしたが、今年は4月からここに来ているので、ジックリ観察出来そうです。
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