ゴイサギの孵化が近いような気がします。
一番初めに抱卵を開始した巣は、早ければ今週中、遅くても来週早々に孵化ではないかと思っています。
その巣のペアは1羽が枝を折り運び(多分オス)、1羽が抱卵しながら枝を受け取り組んで(多分メス)いました。
ゴイサギは基本夜行性なので、私が観察を始めた7時頃から9時頃まで続きました。
回数にして6~7回です。チョとした手直し程度なら多くても2~3回じゃないかと思います。
今まで10種前後の繁殖を観察してきて、抱卵、抱雛中に巣の手直しをすることは珍しくないのですが、回数が多いのが気になります。
左の枝葉の中に巣材を運んできて個体がいて、巣にいる個体が枝を受け取っています。
枝が長すぎたのか、巣にいる個体は取り回しに困っています笑
45秒ぐらいに巣にいる個体が動くと、薄緑の卵が見えます。
1分過ぎに巣にいる個体がフンをします。
巣からお尻だけ出してフンをするので巣の周りの葉はフンまみれですね。
この巣のすぐ上にも違うゴイサギの巣があるのでなおさらです。
2分頃にもう1羽の姿が見えて、その個体はまた枝を取りに行きます。
ここには抱卵中のゴイサギの巣がもう一つあるそうです。
そしてササゴイも営巣中とのこと。
どちらも今は葉に隠れてしまい遊歩道から窺うことが出来ないようですが。
来週再来週はこの池中心に観察しようと思っています。
ゴイサギ観察中にエナガの群れが頭の上にやって来ました。
この時期なので雛を連れているだろうと予想して、カメラを向けてみると、
やはり雛がいました。
右が雛、左が成鳥です。
右の個体が大きく見えますが、羽根がフワフワなのでそう見えます。
羽根がフワフワなのと、眼の周りの茶色の面積が広いのが若いエナガの特徴です。
大人になるとこんな模様になります。
エナガは恐らく、毎年ここの隣の公園で営巣していると思うのですが、ここ以外含め他の鳥が気になって、毎年観察せずに終わってしまいます笑
遊歩道の上で巣作りしていたオナガは、そこでの繁殖はやめてしまいました。
人通りが多いのは承知で作り始めたので、何でしょうね?
近くでハシボソガラスの雛が巣立って成鳥が活発に動き始めたからでしょうかね。巣作り中からハシボソガラスに緩やかな威嚇はされていましたし、雛が巣立って警戒心が強くもなったでしょうし。
今度は団地の敷地内の木が怪しいのですが、怪しいジジィがあまり長時間見ていたり、ましてカメラなぞ向けたら通報されかねません笑
ですから、まだ確信はありません。
そしてハシボソガラスは4羽中2羽は常に近い所にいて、未だに親に餌をねだっていました。
私が巣立ちを確認してからもう20日も経っているのですが笑
私が見ていたかぎり親が餌を与えている様子は無かったので、雛の方も、ダメ元ワンチャン狙いかもしれませんが笑
やはりゴイサギを観察中に、カルガモが騒いでいました。
最初、交尾しているだけかと思いましたが、よく見ると1羽のメス(赤矢印)にオスが2羽(黒矢印)なので、オスの1羽は交尾中のペアの邪魔をしているようです。
更に観察していると、オスが3羽と分かりました。
1羽のメスを3羽のオスが争っているようです。
この時期、カルガモは抱卵中か早ければ巣立っているはずなので、このオスたちは相手を見つけることが出来なかったオスではないかと思います。
まぁメスの方もですが。
2羽が争っている隙に1羽のオスがちゃっかり交尾を試みます。
すると・・・・・
「チョッ、まてコラ~!」「何してんだー!!」笑
メスに乗っていたオスは交尾が出来たと確信したのか、涼しい顔で離れていきました。
が、他の2羽はメスに群がります。
メスはたまりませんよね。
オス同士が争っている隙にメスも逃げ出します。
更にオスは追いかけますが、メスは逃げ切りました。
君らはそんなんだから繁殖できなかったんじゃないか?笑
この池の周りでは、他にもムクドリと、シジュウカラの雛を見掛けました。
恐らくコゲラも繁殖中でしょう。
この池に張り付きたいのはやまやまなのですが、低山での渡り鳥の繁殖も気になっています。
あぁタイムリープできる能力が欲しい・・・・・笑
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