昨日ゴイサギの様子を見に行きましたが、まだ抱卵中でした。
前回来たのが23日で、もう孵化しているかと思って来たのですが・・・
恐らく手前の巣の方が先に孵化するのでは?と思っています。
最初の写真の手前、遊歩道からよく見える巣では3個の卵が見えました。
よく見えると言っても65メートル離れているので、裸眼ではもちろん、双眼鏡やカメラを使っても慣れた人でなければ卵どころか、巣を見つけることも出来ないでしょう。
奥の巣は枝葉に隠れてなかなか見えないのですが、1個だけ卵が見えました。
手前の巣は来週中には今度こそ間違いなく孵化です笑
この二つの巣のさらに上にあとふたつ?(一つは確実)ある巣は枝葉に隠れて全く見えなくなったので様子を伺うことが出来ませんが、来月半ば頃には孵化するのでは?と思っています。
ゴイサギの雛は、巣立てば暫くは巣の側の木で過ごすので、姿を見るのは容易だと思います。
今まで何種かの繁殖を観察してきて感じたのですが、雛の巣立ち方は大体2種類に分けられます。
まず、巣立った後しばらくは巣の近くにいて、親から餌をもらうタイプ。
私が観察した中では、ハシボソガラス、ゴイサギ、ササゴイ、アオバズク、オオタカ、ハヤブサ、カイツブリなどです。
こちらのタイプは巣の近くの枝だったり、近くの木に移っていることもありますが、取り敢えず木の枝にいるので(水鳥の場合巣の側の水草の中)、見付けやすいです。
もう一つは、巣立ったら藪や茂みの中に入って隠れてしまうタイプ。
こちらは、サンコウチョウ、キビタキ、キセキレイ、モズ、ウグイスなどです。
こちらは藪や茂みの中に入ってしまうので、人が入れば音がするので逃げるし、特に篠(しの)藪などに入られたら入ってすらいけません。
たまたま開けた所で給餌が見れれば運がいいでしょう。
そして昨日新たに、
ササゴイが巣作りをしているのを発見しました。
九州以北で繁殖して、九州以南で越冬します。
2羽で何やらしていたので、ここに巣を作ろうか内見していたのでしょうか?笑
まだ、巣材を運ぶのは見ていないので何とも言えないのですが、ここは去年巣を作った場所なので可能性が高いと思います。
去年は何故か抱卵途中で親鳥がいなくなってしまいました。
孵化直後外敵に襲われたのでは?想像していましたが・・・(近くで複数のハシボソガラスが繁殖していた)
こちらも気になります。
引き続き観察していきたいと思います。
私はここに来る時は6時前に駐車場に着いて、朝飯を食べるのですが、この日は騒がしかったです。
ムクドリの複数の巣で雛が巣立ったらしく、ムクドリの小僧小娘が朝っぱらから騒いでいました笑
ムクドリの雛は、前回来た時には遊歩道を歩いていて何羽か見掛ける程度だったので、ここ数日で一気に巣立ったようです。
右が雛で左はメスでしょうかね。
こちらはオスと雛です。
口の中が黄色いのが雛です。
大人になるにつれ黒くなります。
ムクドリの雛の巣立ち直後は、基本1羽の成鳥(多分親鳥)に1~2羽の雛がくっ付いていますが、成鳥は、自分の子じゃない雛が「餌ちょうだい!」と来ても邪険にせず餌を与えることは珍しくないです。
家族単位ではなく、群れ全体で子育てしているのではないかと思います。
と思いますと書いたのは、私が観察していての感想で、そういった研究資料を読んだとか専門家の文献を読んだ訳ではないからです。
ツバメなども繁殖しなかった個体が孵化した雛への餌やりしたり、2番子(シーズン中2回目の繁殖)の子育てに1番子も参加するようです。
観察していると、スズメも似たような感じかなと思います。
条件付特定外来生物ミシシッピアカミミガメも繁殖していたようです笑
赤丸はクサガメという種で、まぁこちらも江戸時代後期以降に日本に入って来た外来種なんですが。
いよいよ鳥達の繁殖も賑わってきました。
そして、
気温が上がり爬虫類達も元気になってきました笑
こちらはヤマカガシ。好きなヘビです。
細いし短かったので若い個体のようです。
里山や水田地帯で鳥見をしていると、5月半ばになるとヘビとはよく遭遇します。
マムシ以外のヘビはいてもそれほど気にしませんが笑
都市部や公園以外での鳥見は鳥以外の生物との遭遇も楽しいです。
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