ゴイサギの雛が孵化して1週間経ちました。
明日も行く予定ですが、今回の画像は11日の画像です。
結構おおきくなってきました。
来週には親の半分ぐらいの大きさになりそうです。
夫妻は仲睦まじい所を見せつけてきます笑
今回はじめて抱雛交代を見ることが出来ました。
写真では分かり難いですが、赤丸の辺りに雛が3羽見えます。
10秒あたりからチラチラ雛達が見え始めて、20秒ぐらいでどちらの親鳥も乗っていない所で結構おチビ達が見えます。
3羽は見えたのですが、もう1羽いるかもしれません。
巣立ちまでは3週間以上4週間未満なので7月の1週目ではないかと思います。
巣立ってもゴイサギは漂鳥で、秋に国内の九州以南への移動を開始すまではここに居ると思います。
もう一つの巣は11日の段階ではまだ卵でした。
明日がちょっと楽しみです。
そしてゴイサギコロニーでは新たな展開が。
新たなペアが誕生していました。
これはゴイサギの求愛ディスプレーです。
奥の白い個体がオスです。
脚もピンク色で婚姻色になっています。
手前の個体がメスなのですが、まだ成鳥の羽根色になっていません。
ゴイサギは生後1-2年で性成熟するらしいのですが、真っ白になるのに2年以上、主に孵化後3年目と言われていますし、1年以上2年未満で白の前に背中の星模様が目立たなくなりグレーになるので、このメスは去年生まれではないかと想像します。
ずいぶん若い娘つかまえやがってコノヤロー!
すいません。やっかみから冷静さを無くしてしまいました笑
オスはせっせと枝を運び、2羽で巣作りしています。
ですが、数時間観察していたらこの娘の正体が・・・
上の場所とさほど離れていない場所で、別のオスにも巣を作らせていました笑(この個体をピッピ2と呼びます。なんか若い人は彼氏のことをピッピと呼ぶらしいので笑)
矢印の所にメスがいて上からピッピ2が枝を渡しています。
同じ種の木ですが別の木で、5~6メートルしか離れていません。
密集している葉から出ている枝を見ていただくと違う場所だと分かると思います。
このオスとのディスプレーは確認できなかったし、先の巣のオスと居ることの方が長い気がするので、本命は先のオスか?
枝運びの途中でオスの2羽が出くわすと小競り合いになります。
そりゃそうだ笑
矢印の個体がピッピ2で、ここは彼が枝を集め巣作りしている場所です。
そこを飛んで通過しただけならともかく、1度着地してしまったから、ピッピ2はキレました笑
先の個体はピッピ2の剣幕に慌てて飛び去ります。
あの若さでオッサン2羽を手玉に取って転がすとは恐るべし笑
自分があの2羽のどちらかだったらと思うと怖すぎです笑
そしてササゴイも本格的に繁殖に入ったようです。
木の枝で組まれた巣に1羽とその右下に1羽います。
前回5月末にササゴイが営巣を始めたと書いた場所とは違います。
他の鳥でも営巣を初めても何らかの理由で辞めてしまうことがあります。
もちろん野鳥カメラマンなどが取り囲んでしまっての営巣放棄ってこともありますが・・・
ササゴイの場合人の入れない場所ですし、ここは野鳥カメラマンは週に数人ぐらいなので、違う理由かと思います。
この巣がまた遠い上に見えない笑
この写真の場所が一番見える所です。
ともあれ来月になると、ゴイサギ、ササゴイの雛達で賑やかになりそうです。
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