先日ほぼ1週間ぶりに行ってきました。
先週末から今週は、お盆(東京のお寺さんは7月が多い。)やらなんやらと忙しかったのと、雨続きで行けませんでした。
1週間も経つと、
結構大きくなってました。
先週はまだ禿げ散らかしていたのに笑
親鳥が近づいてくるとこんな感じです。
クレクレの猛アピールです。
親鳥引いてるように見えますよね?笑
ですが、先週は確かに3羽、もしかしたら4羽だった雛は2羽になっていました。
こちらが先週の写真ですが、3羽は間違いなく居ます。
場所的に捕食者襲われたとは考えにくいので、繁殖していない個体の「子殺し」があったのではないかと思っています。
ツバメの子殺しとは、その巣の親とは別のツバメがヒナを巣の外に捨てる行為です。
検索すると、餌が少なくなった時の所謂口減らしのようですが、種、群れにとってはマイナス要素の弱い遺伝子(育ちが遅い、元気がない、おとなしいなど)を残さないという意味合いもあるのでは?と思っています。
この日も相変わらず、繁殖していない成鳥のチョッカイは続いていました。
赤矢印が親鳥で青が雛です。
数分攻撃を加えて、何処かへ飛び去り、また戻って数分攻撃という感じでした。
午前中に数回なので、90分程に一度といった感じです。
この個体は2羽の親鳥のどちらもが巣にいない時に侵入しようとしました。
危機を察知したのか、雛がSOSの囀りをしたのかは不明ですが、親鳥が駆け付けました。
なにせ高速道路の下なので、人の耳では雛の囀りはほとんど聞き取れません。
体当たりで巣から引き離します。
なかなかの迫力でした。
それにしても、こんな争いをしていながら、群れから離れることはないし、恐らくここの2羽の親鳥も自分が繁殖していなければあちら側だろうし、襲われている雛達もいずれ襲う方にもなるのでしょう。
動物たちの「群れ」というのは面白いですね。
鳥の雛が巣内にいる時フンをどうしているのか?
私が今まで観察した鳥だと、親が雛のお尻から直接フンを受け取り捨てに行くパターンと、お尻だけ外に出して巣外にするパターンがあります。
サンコウチョウやハシボソガラス、カワセミ(巣穴なので見えないが、フンを咥えて穴から出てきたのを見た。)などが親鳥が巣外に捨てに行くパターンで、ゴイサギなどサギ類がお尻を巣の外に出してするパターンでした。
イワツバメはというと、
お尻を巣外に出すパターンでした。
成鳥は飛びながら出します。
あっ、出てきました笑
あぁ~出た。良かった。出るのは健康な証拠ですから笑
柔らかすぎず硬すぎず、イイ感じのフンです。
ここは真下が川なので、天然の水洗トイレです笑
出したら食べます。
繁殖していない成鳥たちは、ひとしきり騒いだら何処かへ飛び去りますが、子育て中の親鳥だけは数分から数十分に一度餌やりをするので、この場に留まります。
巣立ちまでは20~24日ぐらいらしいので、来週半ば頃に巣立つかもしれません。
ここの他にも抱卵中の巣があるような感じなのですが、なにせご覧の様な壺状で深さがあり、抱卵している個体が見えないので、確信はありません。
ツバメの巣のように皿状だったり、樹上の巣なら抱卵中の姿が見えるのですが・・・
私が住む地域では梅雨も明けましたし、たぶん来週は巣立つはずなので張り付きたいと思います。
出来れば巣立ちに立ち会いたいですね。
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