冬の水禽類

クルマで小一時間の湖に行ってきました。

前回も行ったところです。

ホシハジロのメスです。

前回もいました。きっと近くにオスもいるでしょう。

今回は今年はトモエガモの当たり年では?とSNSでみたので来てみました。

毎年数羽見掛けるので。

双眼鏡でざっと見ましたが、トモエガモは居ませんでした。

ですが・・・

!?

なんとミコアイサが。こちらはメスですね。

ミコアイサは毎年クルマで2時間程の湖に群れで滞在していてそこで見るのですが、ここで見るのは初めてです。

オスもいました。

対岸近くにいたのですが、遊歩道を歩いている人に驚いて逃げ出したようです。

離れてしまうか・・・・・と思っていたら途中で曲がってこちらに向かってきます。

私がこの沼で好きな場所はこの時期水面に紅葉が映り込み、鳥達がとても映えます。

ミコアイサはオス1羽メス4羽のようでした。

マガモと比べるとこんなサイズ感です。

お馴染みのカルガモやマガモは日本の留鳥のカモ類の中では大きい方です。

カルガモ>マガモ>ホシハジロ>ヒドリガモ>ミコアイサ>カイツブリって感じだと思います。

もうこの湖に通い始めて4年ぐらいになるので好みの場所がありますし、ここでの水禽類の動きもだいたい分かっています。

この湖は変形星型で、私がいる所はほぼ中心部で、

黄色丸の辺りです。

赤丸の場所が昼前ぐらいからカルガモやマガモ達が休む場所です。

少数派のミコアイサやトモエガモ、ホシハジロなどは水色矢印の辺りをウロウロしています。

なのでここに居ればほとんどのカモ類は必ず近くに来るのです。

それと、この写真の右側がほぼ真東で、私の好きな半逆光でいい具合に紅葉が湖に写り込みます。

おぉ白いのでメッチャ映えますね。

ただし・・・・・

近くに来られると、紅葉の映り込みが写りません笑

このオスはエクリプス羽がまだ残っているようですね。

この時期ならもっと白いです。

ホシハジロ。オスです。

ハジロカイツブリ。

留鳥のカイツブリより一回り大きいといったサイズです。

主に中国とロシアの国境のウスリー川で繁殖している群れが日本で越冬するようです。

グーグルマップでざっと測ったら凡そ1000から1500㎞ぐらいの旅をして来るようです。

マガモ。

今この湖での一大勢力がマガモです。

真冬に交尾もしちゃいます笑

矢印の所に見えているのがメスの尾羽です。

カモ類は越冬中にパートナーを見つけて、渡り鳥の場合は一緒に繁殖地に戻ります。

冬場の交尾は疑似だと思うのですが、ヒドリガモやコガモでも見たことあります。

ですがここの所水場に撮影に行ってマガモがいると毎回見てるんですけど笑

繁殖期じゃない時に交尾し過ぎだろ。ホモサピエンスか笑



私はなるべく鳥達の近づきたいので自分なりに研究をしています。

水禽類達は一応遊歩道を歩いている人間に警戒します。

一番長いマガモで2か月ぐらいいるので、警戒度はそれほど高くないように見えますが。

ですが水辺でジッとしてれば警戒度は高まります。

なので私は必ず植林の側にいます。1メートル右にずれた時とここに居る時ではカモ類の近寄り方が違います。

近くで撮れたどの写真もこちらを警戒はしていますが、寄ってきます。

この柵のところでしゃがむともっといいのですが、撮れないので・・・笑

潜って餌を獲るタイプの鳥なら(ここだとカイツブリの仲間やミコアイサ、前回いたキンクロハジロなど)何度か潜るのを観察して、どのあたりに浮上するか予測して先回りするということも出来ます。

浮上したら人がいて、「あれ?お前そこにいたっけ??」と焦る顔見るのも楽しいです笑

居るとこに来た場合、よっぽど近すぎなければスルーしてくれます。

まぁ予測が外れて離れてしまう場合が殆どですが笑




あぁミコアイサの群れを無性に見たくなってきた。

年内にいっぺん行っとこ笑









zio's 探鳥とモノ作り

レザークラフト中心に、ハンドメイドが好きで、鳥メインで他に花、昆虫の写真を撮るのが好きです

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