年度末はいろいろ忙しくひと月振りになってしまいました。
その間、
タゲリを観察しにも行ったのですが、
時間がなくてブログを更新できませんでした。
ここでは、
ヒバリの激しい縄張り争いなども観察できました。
もうまさに取っ組み合いの肉弾戦で、あの美しい囀りをする鳥がこんなに激しい争いするとは思っていませんでした。
この後下になっている個体は地面に組み伏せられてしまい、上に乗っていた個体は自分が勝ったと飛び去りますが、
下になっていた個体は、「勝負はこれからだ!」とばかりに追い掛けて行きました。
ヒバリもやるときはやるんですね笑
先日2年ぶりにオシドリの越冬地に行ってきました。
自宅から高速を使って2時間ほどで、山のふもとにある公園です。
ここは公園内の、100×150メートルぐらいのそれほど大きくない池なのですが、毎年ご覧の様な数のオシドリが越冬しています。
100羽以上いるのではないでしょうか。
私の住む地域ではオシドリは漂鳥です。
北海道や東北地方で繁殖して、本州以南で越冬します。
カモ類ではあまり見ませんが、オシドリは木の上で休むことがよくあります。
み、密度が・・・笑
ここではオシドリの他に、マガモとコガモも越冬していますが、オシドリが最大勢力です。
マガモとコガモは十分の一ぐらいの数です。
私が今まで観察した印象ですが、カモ類は夜明けから3時間ぐらい活発に活動します。
給餌、水浴び、朝の運動?など。
飛び立った小さな群れが比較的近いところに降りてくれました。
派手な色がオスで、グレーがメスです。
メスも地味な色ですがなかなか愛らしいです。
着水はなかなかの迫力です。
数羽で飛び立ち、池を1~2周して池に戻り水浴びと羽繕いをします。
いいシーンが撮れました。
見ていると飛び立たない個体もいるので、やはり朝の運動なのでしょう笑
私は鳥が飛び立つ瞬間が好きなので(飛び出しといいます。)、その前行動を見ているのですが、だいたいまずフンをします。
そして飛び立つ直前はグッと腰を落としてジャンプします。
なのでフンをしたらそろそろ飛ぶなと思うのですが、サギ類は飛びながらすることが多いので飛び立つタイミングを逃すことがあります。
オシドリが飛びながらすると初めて知りました。
あの容姿でなんてはしたない笑
観察している場所が木に囲まれた場所なので(見えていても何かの陰にいるだけで少し警戒心が和らぐようです)手前に木が被っていますが、このオスもしていますね。
後ろに続いて飛んでいたこのメスもしています。
その前にしていたのは矢印のオスです。
3~4時間観察していると何かしらの発見がありますね。
発見といえば帰り支度をして写真を確認している時にオシドリの群れにトモエガモが混ざってることに気づきました。
トモエガモはオシドリよりやや小さい上に、顔はともかく体の色がオシドリのメスに似ているので、撮影中は気づきませんでした。
撮影中雪が舞ってきました。
小さな白いツブツブが雪です。
11時でマイナス2度でしたが、降ってきたというよりは風で飛ばされてきたといった感じです。
ここは空っ風で有名なところで、近くの山頂に雪が積もっている山まで直線距離で5キロ程なのです。
降るなら本気で降ってほしかったですね笑
地元の方からしたら迷惑でしょうが、雪景色にオシドリってぜったい映えますよね笑
カモ類はだいたい越冬地でパートナーを見つけるようなので、既に寄り添っているペアも沢山います。
オシドリは実はオシドリ夫婦じゃないんですけどね笑
ここでは他にもゴジュウカラやルリビタキも至近距離で撮影できたので、時間が取れれば週末にでもアップしたいと思います。
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