ゴイサギとカワセミとイワツバメ

ゴイサギとカワセミとイワツバメの様子を見に行きました。

前回は先週の金曜だったので、1週間ぶりです。



ゴイサギは、

順調に抱卵できているようです。

今日は5カ所ほど確認できました。

ここのところ、気温が高く湿度が低くまとまった雨も降っていないので葉や枝がしなっとなっていて、前回より巣が見にくくなっていました。

少し雨が降ってくれれば木々も元気を取り戻し、シャッキとするのではと思います。

この夫妻は右がオス、左がメスだと思うのですが、メスはまだ若いですね。

2歳から3歳前半ではないかと思います。

色が白く変わるのが3歳以降と言われていますから。

いいっすね若い奥さん・・・うらやましいですね笑


今日はほぼ1年ぐらい前にここでお会いした方々と再会して、鳥談議に花が咲いてしまったので、撮影枚数が少ないです笑

ですが、観察で得た自説や調べて知った知識を他人に話すのは自分にとっては復習になりますし、話しながら新たな疑問が生まれるので次の観察での課題が見つかるので楽しいです。


※帰ってからサンドイッチいただきました。ありがとうございました。とてもおいしかったです。



この日はなぜかアオサギが多かったです。

普段はいても1羽、多くて2羽ぐらいですが、この日は4羽いました。

ここは時期によってダイサギ、コサギのねぐらになりますが、アオサギはたまに狩りに来る程度です。

4羽のうちこの1羽だけが恐らくオスだと思います。

脚と嘴の赤色が顕著です(婚姻色)。

オスもメスも婚姻色が現れると言われていますが、研究者によってはオスのみと言ってる人もいたり、地域によってはメスにも表れると言ってる人もいたりで、要するによく分かってないということでしょう笑

繁殖期に色が変わることだけは事実のようですが。

私は「詳しい素人」のいうことは話半分・・・いや話四分の一で聞くことにしています笑

特に野鳥カメラマンの野鳥の知識は真に受けない方がいいです。

私が野鳥観察を始めた頃、ベテラン面したカメラマンたちが鳥の生態に関する私の質問に、何一つまともな回答ができませんでした笑

自分も野鳥の写真撮っているクセにと思われると思いますが笑


この日アオサギが枝をもって飛んでいるのを見たという人がいますので、ここで繁殖してくれたらうれしいですが、個人的にはないのでは?と思っています。

サギ類は同じ種同士でコロニーを作って繁殖するのが一般的だからです。

ここのゴイサギや、ダイサギもそうです。

ただ、コロニーからあぶれた個体がコロニー外で繁殖することもあるらしいので要観察です。

あと、ササゴイも毎回見掛けるのでこちらも期待したいです。

営巣木を伐採されしまってから3年程になりますが、以前の様に毎年ここでササゴイの雛を見たいです。




前回、カワセミ夫妻が求愛給餌していましたが、今日は

交尾していました。

青矢印がオスで、赤矢印に目だけ見えているのがメスです。

オスメスが近くにいたのでしばらく観察していたら、メスが要求の囀りをしたので(私は特別な訓練を受けているのでメスの要求の囀りがわかります笑)、求愛給餌か交尾をするだろうとカメラを覗いていたら、交尾でした。

ただメスがいた場所がこんな所なので、まるでAVのモザイクのような状態でモヤモヤしますが笑

これは交尾が終わりオスがメスから降りた直後です。

もう3年ほどここで繁殖してないので、そろそろここで雛が見たいですね。

去年ここの主が交代して初めての繁殖期ですが、お願いします笑



そして前回少しだけ雛が見えたイワツバメの巣ですが、

1週間経てば結構見えるほど育っていると予想していました。

!?いた!

白線が違う巣通しの境です。

青は親鳥で赤が雛です。

巣の外にいる成鳥は隣人いや、隣鳥です。

おぉ!!

だいぶ大きくなりましたね。

この時期親鳥が巣内にいるのは、抱雛期(ほうすうき)だからです。

孵化から1週間程度の雛は、うまく体温調整出来ないので親鳥が抱卵中のように雛に覆いかぶさっています。

樹上に巣を作る種だと、外敵から雛を守ることにもなりそうです。

樹上に巣を作る種だと、乗られている雛たちが成長してくると、鬱陶しく感じるのか、無理くり頭を出したり、乗られるのを嫌がったりするのを見れます。

その攻防がまたたまらなく可愛いです。

人でいうイヤイヤ期でしょうか笑

他人の子のイヤイヤ見るのは可愛くて微笑ましいですよね笑

ここは3家族の巣が合体しています。

赤矢印の所に成鳥の尾羽が見えているのですが、2年の観察でこの巣の入り方をしている時は孵化した雛がいるのでは?と思っています。

梯子掛けたり、ファイバースコープで覗くことことは出来ませんし、たった2年で10数か所の巣の観察という少ないデータでの予想でしかありませんが。

多分こちらの巣も同様だと思います。

このかっこをよくしていて、フンを咥えて巣から出てきたら間違いないのですが。

こちらも巣から顔を出している個体がいますが、これは成鳥です。

そこそこ巣が出来てくると、1羽が巣材を運び、巣内に残っているもう1羽が塗り固めます。

私の4月27日の記事に動画が貼ってあります。

雛がいる巣がある一方、まだこんな状態の巣もあります。

渡りに間に合うんでしょうか?笑




恐らくゴイサギとイワツバメは愛らしい雛の姿が見れるでしょう。

あとはなんとかササゴイとカワセミ夫妻にも頑張ってもらいたいです。





zio's 探鳥とモノ作り

レザークラフト中心に、ハンドメイドが好きで、鳥メインで他に花、昆虫の写真を撮るのが好きです

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