5月に入ってから、家の事情で早朝からや長時間の外出が出来なくなったのですが、いつもの雨水調整池に行ってきました。
カワセミ夫妻、先週はラブラブな感じだったのに、メスの姿が見えませんでした。
ふられたか?
はなし聞こうか?笑
ゴイサギはどの巣も抱卵中のようでした。
先週までよく見えていた巣は、白で囲った枝葉が成長してよく見えなくなりました。
他の場所の巣も同様で、かなり隠れてしまっています。
なんとか雛が見れそうな巣は今のところ2か所でしょうか。
ササゴイもいるのですが、営巣している感じではないです。
2羽は確実で、もしかすると3羽いるかもしれませんが、巣材を持って飛んでいる所を見ていないからです。
ゴイサギは基本夜行性なので10時頃になると動かなくなりますが、ササゴイは巣作りをしているなら昼間でもしているはずです。
近くを飛んでくれたので婚姻色がよく分かる写真が撮れました。
ササゴイの婚姻色は脚がよく目立ちます。
非繁殖期は黄色です。
私が住む地域は繁殖地なので、非繁殖期(秋、冬)のササゴイの羽根色や体色を見たことはないのですが。
そして、目元や嘴の付け根が赤っぽくなっています。
非繁殖期は薄ミドリ色です。
目も人で言う白目の所がかなり濃いオレンジですが、非繁殖期はもう少し薄いか黄色に近い感じのようです。
巣立ち直後のササゴイは小さい恐竜みたいで可愛いので久しぶりに見たいものです。
遊歩道の桜の木にシジュウカラ親子が。
シジュウカラを探せ!みたいになってますが笑
雛は3羽いました。
ゴイサギのコロニーを観察している時、シジュウカラの成鳥が忙しくしていて、ピィピィ騒がしいので巣立ち雛がいるのかな?と桜の木を探してみて見つけたのが1枚目の雛です。
ここの桜はあまり剪定されていないので、枝が混んでいて上の方にいるとなかなか厳しい撮影になります。
私が使っている三脚込みで総重量8キロ程の機材だとなおさらです笑
小さいカメラに持ち替えようとも考えましたが、画質が落ちるのでそのままで。
だいたい何かが被るし、手前の枝にピントはもっていかれるし。
ただここの桜の木は背が低いので労せず近距離で撮影できます。
生意気な顔してしてますね笑
なるべく枝などが被らないアングルを探して何とか撮影します。
でも簡単に観察、撮影出来ない方が楽しいんですよ。(ドMではありません笑)
シジュウカラは嘴の下にエプロンみたいな半円の模様と、それに続くネクタイのようなお腹までの線状の模様が特徴なんですが、雛はエプロンが目立ちません。
親がそばに来たので、「わ・た・し・に・ち・ょ・う・だ・い!!」
と大騒ぎです笑
もらえたようです。
雛の後ろに違う雛が写りこんでいますね。
動画も撮りましたが・・・
真ん中の雛が羽繕い、右の雛が見えなくなると、左奥に違い雛が現れます。
動画の最後の方で左の雛は餌をもらったようです。
もう少し剪定してくれんかなぁと思いますが、枝が多いからチョウやガの幼虫(毛虫など)や小さな昆虫などの鳥たちの餌が多いとも言えそうなので悩ましいところです。
オッサン何見てんの?
あぁ~なんて生意気で可愛いんだ笑
1時間なんてあっという間です。
イワツバメのコロニーはほとんどの巣で雛が孵っているようでした。
10以上の巣に雛がいるものと思われます。
まだ小さいようでたまに雛が見える巣は数カ所ですが。
この集合住宅では真ん中の赤矢印は雛です。
青矢印は成鳥ですが、右の成鳥はフンを咥えていて、この後捨てるので雛がいるのは間違いありません。
左の巣でも雛を確認しています。
この巣の雛は結構大きいですね。
前回の記事で雛が大きくなっていたと書いた巣の雛は、空だったので、巣立ったのではないかと思います。
ということは先月末には孵化していたのですね。
この巣も巣に停まっている成鳥の左横に2羽のひなが見えます。
親鳥が餌をやり終えて巣に入った所に、もう一羽の親鳥がやってきて餌やりを始めます。
巣内の親鳥が出ようとしますが、もう一羽の親鳥が邪魔で出れません。
動画だと、ブチュ~と熱き接吻のようにも見えますが、実際は「あんた邪魔で出れないよ!どいてよ!ぐぬぬ・・・」だと思われます笑
結局突き落として出ます笑
この時期に限らずテレビや動画配信で、「命がけで子供を守る親。それが動物の本能」みたいなナレーションや解説がありますが、私は違うと思っています。
何度か巣を襲われたところを見て、何度か雛と親鳥が襲われたところを見ましたが、自分を犠牲に雛を助けたところは見たことありません。
数例なので、データ的には何の根拠にもならないでしょうが。
誰かに守ってもらわなければ外敵から逃げられない、繁殖能力のない雛と成鳥、種全体のことを考えたら成長が生き残った方が種にとってプラスです。
たとえ成長が犠牲になって雛が生き残っても、その後何日生き延びることが出来るでしょうか?
成長が生き残れば、時期によっては今季もう一度、もしくは来年以降に繁殖できます。
成長が生き残った方が種にとってプラスになる確率の方がはるかに高いです。
個ではなく種にとって何がメリットか?それが本能だと思うのですが・・・・・
これは専門家の意見ではなく、あくまで私の私見です。
ちょっと調べてもその辺の専門家意見が見つからなかったので。
まぁとにかくこの時期は親鳥を労いつつ雛鳥を愛でようと思います笑
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