毎年コアジサシを撮影している沼は、今年は2~3羽しか来ていないようです。
飛び込みと求愛給餌は遠すぎて写真にならなかったので飛翔写真を。
やはりカッコいいですね。
全く無駄のない完璧なボディです。
結構近くに来てくれました。
私はここで散々コアジサシで飛び物写真を練習したので、猛禽類やカモ類ぐらいの速さで飛ぶ鳥ぐらいなら、距離にもよりますが、ファインダーで追うのは苦じゃありません。
追えないのはツバメぐらいでしょうか?
ここに来ていたコアジサシは去年ぐらいから、ここからクルマで1時間程の所に来ているらしいです。
今年はそちらに行ってみるつもりです。
ここにはカワセミも生息しています。
1羽のオスがそこそこ近くで狩りなどを披露してくれました。
空気抵抗って何?感じのスタイル。
上面、下面共にスムーズに空気が流れそうな美しいボディ。
500系新幹線は。カワセミの飛翔、水中での姿を参考にデザインされたそうです。
美しさでは、以前このHPに登場した某マイフィールドのカワセミ、通称エライザには敵いませんが。
ツバメ。
私は野鳥を撮るときには、なるべく人工物を入れないように心がけています。
撮影場所によっては難しいのですが・・・
しかしツバメとスズメは人工物が入っても気になりません。
人や人の構造物を利用して生活していますから。
他にもムクドリ、ヒヨドリ、ハト、カラスなど人の生活圏で生きている鳥達がいます。
できるだけ多くの鳥達となんとか共生していけたらと思います。
コアジサシもそうですが、この沼でのもう一つの楽しみは・・・
カイツブリです。
コアジサシやカワセミと違い、ポッチャリ目のわがままボディです。笑
水中に潜り、小魚やエビを獲ります。
この魚は大きすぎるんじゃ・・・笑
何とか飲み込めました。
夫婦共同で巣作りです。
見ていると、2羽で巣材を運んできて、足で踏み固めるのはメスのようです。
離れていると分かりませんが、傍にいるとメスの方が一回りぐらい大きいのですぐに分かります。
カイツブリは雛が孵ると雌雄ともに背中に雛を乗せます。その姿と言ったらもう・・・
去年の写真ですが、キュン死必至です。笑
多い時は4羽ほど乗せることもあります。
他の地域では既に雛を背中に乗せているそうですが、ここではハスの成長に合わせて子作りをしているらしいので、6月になってからです。
ハスが伸びてくると、うまい具合に巣と雛を隠してくれるのです。
今は盛んに交尾が行われています。
交尾はメス主導のようで、メスがこのポーズをすると交尾します。
このポーズの前にオスを突いて「するよ!早く乗って!」みたいな会話があるようです。笑
オスは後ろから乗って・・・
交尾をします。時間にして5~6秒です。
この状態だとオスが少し小さいのが分かると思います。
そして、前に降ります。
おしりで奥さんの頭踏んでますよね。笑
カワセミや、ヤマセミなどはオスが上に飛びあがり、メスは前に飛ぶのでどちらにも被害ないですが、足の形から後ろには下がれない、そして飛ぶのが得意ではないカイツブリはこうなるのは仕方ないのでしょうか?笑
あとひと月もすれば雛が見られるでしょうから、また来たいと思います。
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