今回はコミミズクと仲間たち(?)の話題です。笑
先日コミミズクのポイントに向かおうと歩いていたら、いつもの飛行場の外でカメラマン(CM)が撮影していました。
カメラを向けている方を見るとコミミさんです。
ビニールハウスの骨組みにとまっていました。距離にして50メートル弱でしょうか。
飛び出しまで撮影して、顔見知りのCMさんがいたので事情を聴くと。トビに追われてここに来たのだそう。
毎日のようにトビとカラスに追い掛け回されているので、嫌になってここを放棄しないかと心配です。
その後いつものポイントに戻ってくれたので一安心でしたが・・・
お気に入りの誘導ランプの上にいたらハシボソカラスが来たので飛び去るコミミさん。
トビに追い掛け回されるコミミさん。
恐らく上の写真と同じトビに追い掛けられるコミミさん。
この時点ではよく見るとネズミのような物を持っているのですが、トビに加えカラスも2羽現れて、3羽に襲われた時に落としてしまいこのトビに奪われてしまいました。
以前にも似たような写真を載せましたが、チョウゲンボウも何かとちょっかいを出します。
これはコミミ対コミミですね。
右のコミミ(私はグレコと呼んでいる)が獲物を持って飛んでいたら、藪に潜んでいたコミミ(私はシロと呼んでいる)が襲い掛かりました。
シロの方が少し大きいのでシロがいるとグレコは離れていきます。
普段あまり仲がいいように見えない2羽ですが、トビには協力して立ち向かいます。
2対1だと流石にトビも劣勢です。野生動物にとっては少しの傷も命とりですから。
トビもカラスもチョウゲンボウも、ビジターとはいえコミミズクは毎年ここに来るのだから少しは優しくしてあげてほしいところです。笑
コミミズクは耳と目のどちらも発達しているので、目だけで獲物を追う種よりも狩りが上手いのかもしれません。
低空で飛びながら獲物を探し・・・
獲物に襲い掛かります。
見つけると、身体を捻り急角度に反転したりします。
写真を撮っていても、距離が近いと反応できないでしょう。
捻った後にこんな風に頭から突っ込んで獲物を狩ることもあります。
何かと敵も多いのでちゃんと食べれているのか心配でしたが、ペリットを吐き出しているところを見るとだいじょぶそうですね。
まぁ、彼らにしたら夜間が狩りの本番で、夜は邪魔者もいないでしょうからね。
あと2ヵ月弱無事に過ごしてほしいものです。
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