最近、近場での撮影が多かったので少し遠征。
クルマで90分程の所の公園にミコアイサの雌雄がいるらしいので行ってきました。
ミコアイサのメスは近くにもいて、12月の記事にも載せましたが、オスは今季初なのでワクワクが抑えきれません。笑
駐車場に着いて、すぐ目の前の池に行ってみると、いました。
カップルらしき2組が。
やはりオスのパンダ柄は目立ちますね。
オスを見るのは2年ぶりです。
どうしてこの色になったのでしょう?
野鳥カメラマンを楽しませるためとしか思えません。笑
この個体は身体のあちこちに茶色があって、若いオスなのではないかと思います。
幼鳥はほぼメスと同じ色合いで、成長するとパンダ柄になります。
ミコアイサといえばパンダ柄もですが、冠羽を立てるのがまた画になります。
水面が朝日に照らされています。
カモ類がよくやる、羽繕い後のバッサバッサは後ろ向きでした。
この公園にはヤドリギという木があちこちにあって、この木の実が好きなレンジャクでもいないかなと思っていたら、地元の方が「群れでいるよ。」と教えてくれました。
何とミコアイサとレンジャクを同時に撮れる!?
早朝は付近にあるヤドリギを廻りながら食事をするらしく、そのうち来るだろうとのこと。
しばらくすると・・・・・
ヒレンジャクの群れを発見。
関東で見れるレンジャクの仲間は主に尾羽と風切り羽根の先端が赤いヒレンジャクと、黄色いキレンジャクです。
キレンジャクの方が数が少ないらしく、ヒレンジャクの群れに数羽混ざっていることがありますが、この群れはヒレンジャクだけのようです。
一昨年はヤドリギがある所ならどこにでもいた印象だったのですが、去年は見れませんでした。
餌の関係でしょうか?
渡り鳥は年によって多い種と少ない種がいます。
去年はツグミ、イカルが少ない印象でしたが、今年はアトリが少ない気がします。
1羽でも画になるのに群れだと艶やかですね。
このヒレンジャクが咥えているのがヤドリギの実で、これが大好きなようです。
ヒヨドリなどは食べに来ないようなので、ヒレンジャクが独占しています。
この実を食べているせいなのか、ヒレンジャクの糞は黄緑色でドロリとした感じです。
他の鳥とは全く違う感じです。
実がある所を飛び回りながら食事をします。
20羽ほどの群れなので、撮影枚数がどんどん増えていきます。笑
ひとしきり食べて出したら、ミコアイサがいる池で水分補給と水浴びをします。
まるで舞台上で見得を切る歌舞伎役者のようです。
ミコアイサにしても、ヒレンジャクにしてもなぜこの色なのでしょう?
生息地の色に合わせた色なら理解できますが、明らかに目立ってますよね?笑
棚から牡丹餅?
瓢箪から駒?
カモがネギ背負って来た?・・・・・・・・・・
う~ん・・・どれも違う気がしますがとてもラッキーな一日でした。
追伸
この日この後90分掛けて地元に戻り、コミミズクのポイントに行ったのですが、遠くに姿を見ただけで撮影できるようなところには来てくれませんでした。
午前中でこの日の運を使い果たしたようでした。笑
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