隣県の河津桜が満開になったということで、そこに集まる鳥を撮影に行きました。
一番のお目当てはニュウナイスズメです。
去年も撮影に行こうと思っていたのですが、去年の今頃は、クマタカとヤマセミの出が良くそちらに張り付いていたので、撮れればライファーです。
6時に現着で朝食を食べて、公園を探しましたが河津桜が見当たりません。
一度クルマに戻り、ナビで近くに桜がありそうな場所を探している時に、右手の林のの向こうにサクラの木を発見。なんだそっちか・・・
公園の隣の施設に河津桜がありました。
7本ぐらいの河津桜があるのですが、施設の中に一般人は立ち入りできそうにないので道路から撮影できるのは3本です。
程なくメジロがやってきたので撮影しました。
メジロは花の中に目一杯嘴を入れて花の蜜をなめています。
なので・・・・・
嘴は黄色に。笑
のどの辺りも、もともと黄色い色をしていますが、ここまで濃い色ではないと思うので花粉が付いているのでしょう。
同様にヒヨドリも花弁に嘴を入れるので黄色くなります。笑
君たちはまんまと植物の戦略に乗せられて受粉の手伝いさせられて、恥ずかしくないのか?鳥類としての誇りはどこに置いてきたんだ!笑
しばらくして、何かがサクラにとまりました。
もしやと思いカメラを向けると・・・・・
スズメでした。笑
いや、スズメでも来てくれたらうれしいけどね・・・笑
気温も上がってきてカメラマンも4~5人になった頃本、命が出てきてくれました。
高い枝にオスが現れました。
警戒しているのか、高い位置か、カメラマンがいる裏側でサクラの蜜をなめているようです。
ニュウナイスズメは花の後ろから蜜をなめているようで、花弁に嘴を入れることはないようです。
スズメよりも頭頂部の茶色が鮮やかな色で、頬の黒班がないので見分けるのは容易です。
少しいては離れ、少しいては離れしているうちに、滞在時間も長くなり、近くに来てくれるようになりました。
オッサン達は危害を加えないと分かってくれたようです。笑
こちらはメス。この日は近くに来てくれませんでした。オスより警戒心が強いようです。
次回はメスを中心に撮りたいですね。
オスの方はすっかりリラックスしてくれて、羽繕いなども見せてくれます。
やはり後ろ側から蜜をなめています。
植物の戦略には乗らないようです。
花の陰からこちらを伺う個体。
オッサン達は撮るだけだから心配しないで出ておいで。
ニヤニヤしながら撮ってるから気持ち悪いかもしれないが・・・笑
あぁ・・・なんて愛らしいポーズを。
あざとい。あざとすぎる。笑
この日は風が強くて、時折10メートル近い風が吹いていました。
ニュウナイスズメの髪型も乱れがち。
なのでトビやノスリが姿を見せていました。
河津桜前ボケのノスリ。
近くの田んぼからヒバリが飛ぶので撮影したのですが、風に流されてあまりいい写真が撮れませんでした。
ソメイヨシノよりも鮮やかなピンクなのでパリピ感満載です。笑
河津桜はひと月近く見れるらしいので、また行きたいと思います。
そのうち公園のソメイヨシノや枝垂桜も咲くでしょう。
鳥見の夏シーズンの開幕です。
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