隣県にオオカラモズという関東ではほとんど見ることの出来ない鳥が滞在しています。
噂ではカメラマン(CM)が150人とも、200人とも言われています。
日本にはいるが、この地域にいることはめったにないという鳥ならわざわざ撮影に行くことはありませんが、日本で見ることは稀というなら撮影したくなります。
現地の野鳥の会の方が発見して、2ヵ月ほど経ったのでもうCMも少なくなっているんじゃなかろうかと出掛けてみました。
6時に着いて現場に行くと、20人ぐらいでしょうか。
ただ広大な農耕地なのでCMも分散しているの撮影はしやすそうでした。
いました。
木のてっぺんで囀っています。
第一印象は「デカッ!!」です。普段見なれているモズの倍ぐらいある感じです。
囀りはモズと違いおとなしい感じです。
7時ごろから狩りを始めました。
カエルを獲って木の上で食事です。
見ていると、土の中でゴソゴソしているのを見つけて、土の中から引っ張り出しているようです。
カエルも寝込みを襲われたらたまったもんじゃないですね。
よく動いてくれるので飛び物は撮り放題。
次列風切り羽根のシロが美しいです。
白黒グレーとい地味な体色ですが、配色が絶品で美しいです。
農耕地にある人工物には糞が付いているので、とまる場所の予測は付きます。
なので飛び付きも難しくはありません。
この棒にも沢山の糞の後が付いていました。
こちらに向かっての飛び出し。
向かって来られるのは、オートフォーカスは苦手です。もう少し改善されるとなぁ・・・
一番近かった画像。30メートル。
普通のモズと違い、ヒヨドリくらいのサイズがあるので、少しぐらい遠くても見れる写真が撮れます。
まだ田植え前だし、草もそれ程育っていなくてバックがゴチャゴチャしていないので飛び物でもピントがきています。
被りまくりですが、普通のモズとのサイズの比較。
スズメとヒヨドリぐらいの差でしょうか。
モズは、倍近い大きさのオオカラモズに対して、「余所者がデカいツラすんな」とばかりに威嚇の囀りをしていました。笑
ホバリングで獲物探し?
たまにします。
近いところで狩りが見れました。
少し土を掘ってカエルを引っ張り出します。
狩りをしてはお気に入りの木に戻る、また狩りをしてはお気に入りの木に戻るを繰り返していました。
はやにえはしますが、その場で食べてしまいます。
ボケの花がらみはバックにクルマが入ってしまいイマイチな写真に。
午前中は50人ぐらいでしたが、昼近くには150人程になっていたようです。(数えた人がいた。笑)
人が多いのは好きじゃないので昼で引き上げることにしました。
田んぼを挟んで反対側に同じぐらいいます。笑
平日でこれだから土日になると・・・・・考えただけで恐ろしい・・・笑
ともあれオオカラモズは朝鮮半島の北で繁殖して、中国南部で越冬するらしいのでこの地域に来るのは珍しいようです。
新聞にも載るぐらいですからね。
楽しませてくれてありがとうございました。
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