鳥達は恋の季節

ウメの花が終わり・・・・・

木蓮が見頃を迎えています。

冬鳥たちは帰り支度をはじめています。


そしてサクラも、河津桜、彼岸桜に続いて、

ここの所の気温のお陰でソメイヨシノも日当たりのいい枝では咲き始めています。

そうなると鳥達も色気づいてきます。笑


河原ではカワセミのカップルが出来ていました。

右側の嘴の下側が赤いのがメスです。

よく見ると嘴が泥で汚れています。巣穴を掘り始めているからです。

オスもメスもどちらも巣穴掘りをします。

見ているとメスの方が掘る回数が多いし、一生懸命に掘っています。

チョット!あんたも手伝いなさいよ!

とでも言っているのでしょうか?笑

オスも重い腰を上げて・・・・・

夫婦初めての共同作業です。笑

同時に飛んで行ってどうするのかと思っていたら、

オスが掘っている間メスはホバリングで待機します。

オスが出たら今度はメスが。

泥を落とすためか、掘り終えてすぐに水に飛び込むオス。

綺麗好きな個体のようです。



去年、ヤマセミの巣作りから求愛給餌、交尾まで観察したので今年はこのカップルを観察したいと思います。

求愛給餌を見たいと思っていたのですが、メスは結構自分で狩りをしてしまいます。

しかも上手い。たまにオスにエサくれとアピールしていますがオスの方は持ってきません。

一応飛び込んではいますが、成功しないようでした。

でも何度目かのチャレンジで・・・・・

水に飛び込む瞬間を狙っていたので、ポジショニングが悪いですが、求愛給餌をしています。

赤い嘴のメスが右にいるオスの嘴を咥えています。

求愛給餌をしているということはメスの方が取り敢えず伴侶と認めたかな?

この付近にもう一羽オスがいるので、交尾を許すまでは分かりませんが・・・・・

頼りなさそうに見えるこのオスも、よく見ると嘴が泥で汚れています。

彼なりに頑張っているのかもしれませんね。

コラ~!休んでる暇なんてないのよ!!

と怒られることもありますが。笑

取り敢えず3日間観察した限りでは、最初の場所以外にもう2カ所掘っているようです。

ヤマセミもそうでしたが、何ヶ所か試し掘りをして、最終的にひとつに絞るようです。

去年もこの付近を掘っていましたが、結局ここから離れた所で抱卵していました。

ここなら観察もしやすいので出来ればここで子供たちを見たいものです。

巣穴を掘り、狩りをして、亭主のケツを叩き(笑)、忙しい彼女は山桜の枝でウトウトしていました。

メスにとって1年で一番大変な季節がはじまります。

zio's 探鳥とモノ作り

レザークラフト中心に、ハンドメイドが好きで、鳥メインで他に花、昆虫の写真を撮るのが好きです

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