1月末に毎年訪れているカワガラスの繁殖地に様子見に行ってきました。
そろそろ巣作りを始めているのではないかと思ったからです。
えっ?こんな時期に?
と、お思いでしょうが、カワガラスは2月中には抱卵を始めて、早ければ3月初旬には1番子(その年の最初の繁殖で生まれた雛達)が巣立ちます。
実は昨日も行くつもりだったのですが、所用で行けなくなりました。
この時のブログは4月の後半なので、恐らく2番子(その年2度目の繁殖)ですね。
ポイントは前の週に少し積雪があったようで、
雪が残り、アイスバーンになっていました。
私のクルマは四駆でスタッドレスタイヤなのでこのぐらいならなんてことありません。
ここから5分程の所がカワガラスが10年以上繁殖しているポイントです。
カスケード(人工の滝)のコンクリートの割れ目に巣を作っています。
この斜面から巣がよく見えます。
しばらく待っていると「ビッビッ」と地鳴きが聞こえたので、来ると分かりました。
今回はあまりいい写真が撮れませんでした。
ですが、既にカップルは成立しているようで2羽で巣に材料を運び込んでいました。
朝のうちは日陰なのでシャッタースピードが上がらずブレていますが、葉のような物を咥えています。
朝のうちは1時間に2度ほど来ていたのですが、9時を過ぎたらほとんど来なくなりました。
カワガラスを待っている間にも、
カケスやジョウビタキ、ミソサザイ、シジュウカラ、ホオジロなどが現れてくれました。
カケスは警戒心が強いので、なかなか姿を見せてくれませんでした。
中でも一番近くに来てくれたのが、
ルリビタキのオスです。
とても綺麗な瑠璃色のオスです。
初めは20メートル以上離れてましたが、ルリビタキが木や柵の陰にいる時に姿勢を低くして近づきます。
あれ?あのオッサンこんな近くにいたっけ?
と思っているかもしれませんが・・・笑
徐々に近づき、ある程度まで近づいたら後は運頼みです。
こちらをそれ程脅威に感じていないようで、10メートル程まで近付いてくれました。
ルリビタキは年を重ねるごとに鮮やかな瑠璃色になります。
このぐらいの色になるのに3年以上係ると言われています。
寒い時は。笑
カワガラスのいい写真は撮れませんでしたが、繁殖を始めていると分かったし、このルリビタキに出会えたので良しとしましょう。
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