去年オオルリの巣を観察した登山道に行ってきました。
その巣は心無いクソヤローに持ち去られてしまったのですが・・・
この登山道は沢沿い(谷)を登っていくルートなのですが今回は、その山の尾根を登り、帰りに登山道を降りました。
これはスマホの登山アプリの地図なのですが、とても良くできていて、破線が登山道、紫線が自分が歩いた(歩いている)ルート、オレンジの場所は同じアプリを使っている誰かが歩いたルート、距離、高低差はもちろんのこと、等高線、針葉樹と広葉樹の記号、黒っぽくなっている所は斜面(色が濃いほど急な斜面)と欲しい情報が一目で分かります。
しかも無料。笑
スタートはPで、赤矢印が林業者が使う道(登り)、水色丸から水色丸が現在全線通行止めですが、一部舗装もされている林道(下り)、紫丸から紫丸が登山道です。
林業者が使う道はまぁまぁ歩き易いのですが、基本的に山のプロが使っているので、高低差がきつくても登山道のように迂回しながら登らず直線的に登るので、たまにしか山に入らない中年のオッサンは膝がガクガク、息は絶え絶えです。笑
途中、オオルリやシジュウカラ、ヤマガラ、コジュケイなどの囀りが聞こえていました。
林道に出て歩いていると、
タラの芽が。
ここら辺りまで来る人はあまりいないのか、食べるには伸びすぎですね。
この林道には去年も来たのですが、その時もかなり伸びていました。
山椒もありました。
自信がなかったので一枚ちぎって匂いを嗅いだので間違いありません。笑
山椒味噌を使ったアジのなめろうが旨いんですよね。
去年、林道から登山道に入る付近を縄張りにしているオオルリがいたので付近を探してみました。
地図で水色丸と紫丸が並んでいる所の右に歩いた形跡があるのは、オオルリを捜し歩いたところです。
少しして囀りが聞こえてきました。
ヒノキのてっぺんで囀っていました。
見上げになるのでこんな写真しか・・・
縄張り主張をしているようです。
若いオスの様であまり綺麗な瑠璃色ではありませんが、今季初のオオルリです。
もう少して巣作りでも始めたら下に下りてくるでしょう。
登山道に入り、下りながらミソサザイの囀りに聞き耳を立てていましたが、2カ所ほどでしか見かけませんでした。
去年の今頃は、この登山道のあちらこちらで巣作りに励んでいたのですが・・・・・
去年巣を作っていた何ヶ所かでしばらく待ったりもしましたが、山の上の方で囀っていて沢まで下りてきません。
う~んちょっと心配ですね・・・
ミソサザイを待っている時に、
このトラロープ、大人ならくぐらないといけないのですが、いかにも山ガールといった服装の3人の20代くらいの女性3人組が、何の躊躇いもなくここをくぐり、さらに先に行こうとしたので「そっちは立入禁止ですよ。」と声を掛けました。
沢沿いを登って来て、ここで沢が二手に分かれるので、間違い易いと言えば間違え易いし、立入禁止の看板に気付かなかったらしいですが、普通ロープが張ってあったらくぐる前に気付きませんかね?
私はそれ程頻繁に登山道を歩かないのですが、ここ数年すれ違っても挨拶はおろか、会釈すらしない人が増えた様な気がします。
最近は、初心者でもいっぱしの登山者の様な装備や服装をしているので、見た目では判断付かないです。
まぁ愚痴はこのぐらいにして。笑
この日、まともに撮れた鳥はオオルリぐらいでしたが、
サワグルミ。
垂れた種の感じがネムノキだと思って撮ったのですが、帰って調べたら違いました。
下駄や、マッチの軸木、箸などの加工される木みたいです。
アジサイ科のガクウツギ。
この沢ではよく見掛けます。
ツルマンネングサ。
去年はキリンソウだと思っていましたが・・・笑
葉の形がまるで違います。
ウバユリ。
もう種は落ちているようでした。
真夏に咲くようですが、30度近い気温の時期にここまで登るのはなぁ・・・・・笑
アオハムシダマシ。
Wikipediaに情報が無いのでよく分からないのですが、メタリックグリーンの綺麗な甲虫です。
1センチぐらいの甲虫です。
青い、羽虫騙しってことでしょうか?
コゴメウツギの花の蜜を吸うサカハチチョウ。
ヒョウモンチョウに似ています。
平野部ではヒョウモンチョウ、山地だとサカハチチョウというイメージです。
もともと知っていたように書いてますが、コゴメウツギという花はさっき検索して知りました。笑
コミスジ。
都市部の公園から山麓までよく見掛けますね。
羽根の上側(広げた時に見える側)は黒いのですがこちら側は茶色で、私はこちら側が好きです。
この茶色好きなんですよ。
今の所、去年に比べたら夏鳥の動きが良くありませんね。
去年の繁殖が良くなかったのか、越冬地の環境が良くなかったのか・・・
単に去年より遅れているだけならいいのですが・・・・・
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