池の繁殖 ハシボソガラス編

私は土曜の朝にブログを更新する時は、乃木坂46のメンバーの、木曜夜放送のラジオ番組を、配信で聞きながら書いています。

因みに、アラ60の友人たちは「全員同じ顔に見える」と言っていますが、私は現在3期生から5期生までで40人弱のメンバーの顔と名前を見分けることが出来ます。笑

オッサンがキモいというのは自覚あるので言われても大丈夫ですが、「コワイ」と言われるのはまだダメージがあるのでやめて下さい。笑


そんなことはどうでもいいのですが。笑 

知人からカラスが巣立ち、カイツブリが抱卵を始めたよと教えていただいたので、一緒に観察させてもらいました。

いつも登場する雨水調整池です。

以前ブログで少し触れたと思いますが、隣の公園で営巣していたカラスです。

この時はハシブトと書いていましたが、ハシボソガラスでした。

多分巣立って数日だと思うのですが、この自信に満ちた面構え。

既にいっぱしのワルガキの顔つきです。笑

4羽巣立ったようですが、この1羽だけ他の兄弟と離れた所に居ました。

池の隣の田んぼの所です。

親鳥が餌をやりにきました。

1羽だけが離れた所にいるので、ケガや先天性の疾患などで他の兄弟の所へ行けないのかと思ったりもしましたが、羽ばたけるし、ピョンピョン跳ねながら親鳥の後をついて行ったりしているので、身体は無事なようです。

1羽でいるといっぱしの体躯に見えますが、こうして親鳥と並ぶとまだまだ小さいですね。

大きな口を開けてもらっています。

木の実の様な感じがします。

拡大して見ましたがなんでしょう?

ドッグフードのようにも見えますが、今は外飼いの犬はほとんどいないと思うので、やはり植物の種子か実でしょうか。

他の3羽の雛と比べて、親鳥達もこの雛を気遣っているように見えました。

手前と奥の右が親鳥です。

もしかしたら、他の雛より成長が遅いのかもしれません。

消極的な性格だったりすると、巣内でのアピールが足りず、もらう餌が少ないとか、貰っても奪われるとかで小さい雛がいるというのは良く聞く話です。

そして他の兄弟たちはというと・・・・・

近くに親鳥が来るとこの有様です。笑

成鳥と比べると嘴と尾羽がかなり短いですね。

真ん中の子がもらえました。

下の子は諦めているようですが、上の子はまだ諦めていません。笑

執念が実り上の子も貰えました。

羨ましそうに下の子が見上げていますね。笑

何度か餌やりを見ていて思ったのですが、ハシボソガラスは多分、素嚢(そのう)にため込んだ食物を吐き戻してあげているようです。(胃ではない気がします)

少し調べたのですが、鳥が雛に餌をやる時、吐き戻してあたえる場合があるとは書いてあっても、何処から吐き戻すかの表記が無いんですよね・・・・・

ネットでの検索は、早く、広く、浅く知るにはいいですが、より詳しくの所は駄目ですね。

親鳥が来るとこの顔。笑

体格は既にヒヨドリほどもあるというのに、こんな姿はまだまだ子供ですね。

この子ももらった後でも猛アピール。

雛に比べてクールな親鳥の顔がまたいいですね。笑

4羽いるので親鳥は忙しそうです。

餌をあげ、雛に近付く輩を警戒、威嚇してで、休む暇がありません。

私達も親鳥の様子を見ながら、警戒威嚇されない場所で雛の観察をしていました。

都市部で道を歩いているだけで、カラスに襲われたという話を良く聞きますが、それは殆どの場合近くに雛がいたのだと思います。

他の鳥も同様ですが、雛が巣立って、自分で餌を食べられるようになるまでの期間が親鳥が一番ピリピリしていて緊張していると思います。

安全な巣から出てまともに飛べないこの期間を捕食者は狙うでしょうから。

カラスもそうして他の鳥の雛を襲いますからね。


ハシボソガラス他、カラスの雌雄の見分けは専門家でも難しいらしいです。

カラスの羽根にはメラミン顆粒が含まれていて、オスの方がメラミン顆粒が多く、カラスや鳥類のほとんどは、三原色と紫外線が見えるので、雌雄の判別が出来るらしいです。

当然私は紫外線が見えないので、他のことで雌雄を判別しました。

多分、この背中に白い斑点模様がある個体がメスで、

こちらがオスだと思います。

カラスやハトは、2羽が並んでいて大きい方がオスの場合が多いです。

なので、雛と並んだこの2枚の写真を見比べると、右が白い斑点がある個体、左が斑点が無い個体で、雛を基準に大きさを比べると、斑点の無い個体の方が大きいです。

この番いのようにどちらかに特徴的な模様などあれば、交尾か抱卵を観察出来ていれば間違いないのですが。(抱卵はメスが行います。)


朝からずっと3羽は同じ木で、近い距離で餌をもらっていたのですが、それが一段落すると、1羽は隣の木に飛んでいき、

そこで羽繕いをしたり、昼寝をしてリしていました。

この個体が1番成長が早いようで、隣の木までの10メートル強を楽々と飛んでいました。

他の2羽も離れて、めいめいに過ごしていました。

これはちょうだいアピールではなく、あくびです。

この子のように、ハシボソガラスの雛は口の中が赤いのが特徴です。

成鳥になると真っ黒になります。

この子は木の枝の折れた所をやたら気にしていました。笑

隣りの田んぼにいた個体も、時間を掛けて、昼前にはこちらの池の周りの遊歩道の植え込みの中まで来ましたが、池までは行けませんでした。

今日あたり、兄弟たちと合流できていればいいのですが。



ハシボソガラスなら、ここまで育っていればこのまま成鳥になるでしょう。

この地域では、チョウゲンボウがいるぐらいで、トビはいませんし、ごくまれににオオタカやハイタカを見掛けるぐらいで、他に脅威になりそうな鳥類はいません。

スズメやシジュウカラぐらいのサイズだと、ヤマカガシやマムシ、イタチ、野ネコなどの脅威もありますが、ハシボソガラスの雛のサイズなら脅威ではありません。

この日は7時から13時頃まで観察していましたが、1200枚ほど写真を撮り、ハシボソガラスの色々な生態が見れて楽しかったです。

教えていただいて感謝です。




zio's 探鳥とモノ作り

レザークラフト中心に、ハンドメイドが好きで、鳥メインで他に花、昆虫の写真を撮るのが好きです

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