先日、カワセミの繁殖地に様子見に行ってきました。
毎年2月の半ば過ぎになるとオスが巣穴の候補地を探しを始めます。
結論から言うと、カメラを持たず知人と歩いている時に池のガケ状の場所を突いていました。
写真には撮れませんでしたが、目撃しました。
去年一昨年とここで繁殖していないので、今年は何とか頑張ってもらいたいと思います。
これは2022年の記事ですが、22年、23年とここでの繁殖はありませんでした。
22年は雛を連れてこの池にやって来て、餌を与えたりしていたので、近くの河原で繁殖したらしいのですが、去年はそれも無かったし、一時はメスと巣穴を掘っていましたが、途中メスがいなくなったのでここを縄張りにしているカワセミは繁殖しなかったようです。
この日まず目に付いたのが・・・
笑
植物食のカモ類は水深浅めの場所では横溝正史原作の映画、「犬神家の一族」スタイルで水草を食べることがあります。
マガモかと思ったのですが、なにか違和感がありました。
気になって近づいてみると、
オカヨシガモでした。
大きさは大きめのカルガモと小さいコガモの間ぐらいで、ヒドリガモよりちょっと小さいといった大きさです。
ここで見るのは初めてでした。
カモ類は越冬地で川や池、沼、湖などを移動することはよくあるのですが、オカヨシガモは一冬に一度程度見るぐらいなので、私の住む地域ではややレアです。
北海道で少数が繁殖しているらしいですが、基本大陸から日本に越冬しに来ている渡り鳥です。
ネットで調べても研究者があまりいないのか、野鳥の会のサイトを見ても以上の情報は得られませんでした。
嘴とお尻廻りが黒く、脚が黄色又は橙色に近い色です。
色が地味で華が無い(いい意味で笑)のでよほどカモが好きな人でない限り、野鳥カメラマンも関心を示しません。
ヒドリガモ。
数十羽の群れがいました。
カモ類は越冬地でペアを見つけて、一緒に帰り繁殖すると言われていますが、既に寄り添い合っている個体が多数います。
ヒドリガモは冬鳥のカモとしては数が多くよく見掛けますが、とても綺麗な羽根色です。
コガモも健在でした。
やはり数十羽の群れです。
コガモもペアが出来始めています。
「ちっ、イチャイチャしやがって・・・」笑
あまりいい写真が撮れなかったので載せませんが、カワウも頭付近に白い羽根色(婚姻色)が現れている個体が出て来ています。
まだ今年は行ってませんが、
カワガラスも去年の例からすると既に抱卵に入っている可能性があります。
カワガラスは例外的に繁殖が早いですが、他の鳥達も2月頃から繁殖の準備に入ります。
注意深く見ていると2週間前と今とでは鳥達の動きだったり、囀り方などが変わっている感じます。
あぁ私も忙しくなってきました笑
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