そろそろ冬鳥来てるかなと、よく行く林道に行ってみました。
崩れやすい地盤の場所なので、心配です。
とりあえず現地までの林道は車の通行に支障はありませんでした。
ただ土砂を撤去した形跡はあります。
やはりところどころ土砂で道がふさがれていました。
探鳥地への入り口は地元の常連さんがスコップで通路を作ってくれていました。
ありがとうございます。
川の上流はおびただしい数の流木が。
今回の台風の威力は凄まじかったのだと実感しました。
私のいく探鳥地も何ヶ所か立入禁止か立入制限になっています。
それでも冬鳥は来ています。
橋を渡ろうとしたらジョウビタキの囀りが聞こえたので少し待つことにしました。
「ヒッ、ヒッ、ヒッ」とジョウビタキのオス、通称ジョビ男さんが囀り・・・・・
メスの通称ジョビ子さんが「ジュッ、ジュッ」と答えます。
私はジョウビタキを見ると冬が来たなと感じます。
羽繕いで朝露が落ちていきます。
小首をかしげるのは反則だと何度言えば・・・・・笑
この夫妻は6時から1時間以上この場所を行ったり来たりしてくれました。
幸先のいい冬シーズンのスタートです。
なんとこの次の日部屋から見える電柱のてっぺんにジョビ男さんが。
逆光で、コンデジ撮影なので画質は良くありませんが・・・
ジョウビタキを待っている時には猿軍団が。
十数頭の群れのようです。
一人対群れというのはいつになっても慣れません。怖いです。
子供を背負ったメスです。
ここは何組かの群れがいるので猿自体見るのは珍しくないです。
この群れは移動中のようで、私がいなければ橋を渡っていたのでいたのでしょうが、邪魔ものがいるので橋げたや手すりを足早に渡っていきます。
この親子にしても前の親子にしても顔が似ていますね。
顔のつくりもそうですが、表情もそっくりです。
GPSを付けた個体。
農業被害への対策の為なのか、調査の為なのか分かりませんが、群れのおおまかな位置を把握している機関があるようです。
おそらくこの群れのボス。
他の個体は警戒しながら足早に通過していきますが、彼だけはこの余裕。
道路の真ん中で大あくびです。
人間が一人ぐらいいても彼にとっては何でもないことなのでしょう。この牙を見れば納得です。
他の個体が橋を渡るまでGPSを付けた個体に毛繕いさせていました。
しかしその間もこちらを睨みつけています。警戒ではなく威嚇です。
全ての個体が渡り終えたのを確認すると、「お前がいなけりゃ普通に橋を渡れたのに・・・」とでも言いたげにめんどくさそうに橋の手すりを渡って行きました。
この後ろ姿の貫禄・・・完敗です。笑
今日の目的はジョウビタキを撮ることだったのですが、思わぬ再会もありました。
半年以上振りのクマタカ。
白樺峠でも見ましたが、距離があったので。まぁここでも300メートルありますが・・・
猛禽に限らずですが、このように鳥が尾羽をめいっぱい開いてるのは画になりますね。
カケスも尾羽を開いているところを撮影出来ました。
さぁ楽しくなってきました。
この秋は沼でシギチ類のライファーに何種か出会えたので、ライフリストは150種になりました。
この冬は行動範囲を広げるつもりなので、何種増えるかな?
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